布団を干せた日

感じたことや映画・本の感想など

フ・レ・ン・ズ

フ・レ・ン・ズ

season1〜season10(76~85本目)

season1つで1本とカウントします!

 

<感想・ネタバレあり>

いわずとしれた、英語学習者お馴染みの海外ドラマですね

最初、ボケの後ろにはいる観客の笑い声に慣れなくて、一度離脱したこともあるのですが

 

面白かったです。。!!!

英語学習さておき、同年代の日常のコメディなので疲れているときでも軽く観ることができ

 

「ああ、今日まったく英語に触れてない」

ということをなくしてくれます

 

レイチェルとロスがハッピーエンドになって何よりです、、、

絶対くっつくでしょとは思いながら観ていたのですが、2人があまりにタイミングが悪いのでハラハラしてしまいました

 

本当に使えそうなフレーズがたくさんある、自然な日常会話が盛りだくさんで

一巡したので、流し見で音声聞いて、聞き返したりして二巡目いきたいと思います!

 

9月まとめ

映画

「TIME」(74本目)

観たことあるっけ?と思いながら観始めて観たことありました

覚えていたのはお母さんと息子が走りながら命をつなごうとするもだめだったところ

昔、金曜ロードショーで観た気がします

そして、金曜ロードーショーぽい映画でした

設定とキャラ外見等、キャッチーでいいのですが、時間警察陣、富裕層の防衛の甘さ?など少し脇の甘いところが気になりました

 

SHIROBAKO 劇場版」(75本目)

SHIROBAKOのアニメが大好きで、劇場版もずっと観たいな〜と思っていたのですが、最近腰があがりました

個人的には「う〜ん」という感じ。漫画の最終巻の後ろについてる後日談的な

この映画でなにか1つの熱い、、みたいな感じではなかったかなと

原因はキャラが多いのと、衰退したムサ二というスタートかなと、、

みんなが成長してバラバラっていうのはすごくリアルだと思うし、七福神に近づいている?っていうのもリアルだと思うのですが、もう少し欲しかったかな〜と思いました

宮井さんのキャラデザ可愛かったです

 

 

NOPE感想・ネタバレあり

NOPE(73本目)

 

映画館にIMAXで見に行ってきました

ホラー系を映画館に観に行ったのはミッドサマー以来の2本目です

 

予告をちらっとテレビで観たときの感想は

「どうせ正体不明でひっぱってひっぱって、最後よくわからない感じで終わる系じゃないの〜」

でした

 

そんなときにtwitterで「インターステラー撮った人が撮ってるらしい。IMAXでめっちゃ良かった」的な感想をみかけて、前回映画館でトップガンIMAX爆あたりをしていた(インターステラーも好きな)ので、見に行ってきました

 

結論、ホラーとエンターテイメントがうまい具合に融合されていた映画

   純粋ホラー(めっちゃ怖い)といえるかは??(私がホラー映画に疎いのもある)

 

ラストとか、ホラー映画にしてはすごい爽やかな終わり方だったんじゃないでしょうか

 

ただ、ホラーの醍醐味。捕まるか、捕まらないか、すぐそこにある危険、というところが巨大生物に吸われる設定なので、危険との距離感が少しありすぎたかなという点

 

主人公たちがその家から出れなかった理由(生物がそこにしか存在しなかった理由)

ここが少し弱かったかなと思います

 

昼間の敵と対面いうのは、明るい中での怖さということでミッドサマーとも通じるかもしれません

アリゾナとか、あの辺りのカラっとしたアメリカに私達は多分怖いってイメージがないので、もしかしてここは文化差あるかもしれません

 

よかったところは

圧倒的に構図とカメラワーク!!!

顔の位置や画角が気持ちよく、見れる画面というものがこだわってつくられていたとおもいます

 

空をみるな、目をあわせるな

妹とのみてるぞ

っていう重なりもよかったです

 

好きだったシーンは

車屋さんの広告人形を用いて、敵が近づくのを再現したところ

 

ここの真意はこれであっている?というところは

猿とサーカス団長が手を合わせようとするシーン

めちゃくちゃ目が合いながら)→(友好的な)手をのばすという行為→銃撃があって、結果やられようとしてたのか、手を合わせようとしていたのかはわからない、、

 

時に、礼儀を示せばコミュニケーションがとれるとすると、ホラーの結構根本的なところを揺るがすかなと

ホラーって相手に理屈が通じない、サイコっぽいところが怖いじゃないですか

相手側は未確認の宇宙の生物という設定

サイコ的というより本能で動いている

ここもゾッとする怖さがなかった原因かもしれません

 

なんやかんや言いましたが、私はけっこう楽しめました〜

 

8月まとめ

映画

デゥーン:砂の惑星<70本目>

スターウォーズなみのシリーズ展開を予想させられる宇宙設定のSF物語

ゼンデイヤが出てきそうで、出てこない

映画1本というより、連続ドラマの1話みたいな

 

CODA(あいのうた)<71本目>

ヤングケアラーの少女の物語

家族で観るのにおすすめです

お父さんが娘の口や胸に手を当てるシーン、感動しました

 

ディア・エヴァン・ハンセン<72本目>

コロナで自宅療養中に再生を開始したのですが、嘘を告白しなきゃいけないんだろうなと感じた瞬間、体調不良の身には受け止めきれず、再生ストップ、少しよくなってからまた観ました。全てがハッピーエンドじゃない感じがリアルでよかったです。

ミュージカルは派手な感じではなく、気持ちをうたうという感じでした

 

 

 

メイドインアビス(感想・ネタバレあり)

TVシリーズ:68本目

映画:69本目

 

<感想・ネタバレあり>

 

少年少女のボーイミーツガール、冒険ファンタジー

かと思っていました

絵柄が可愛いので

 

噂を今更聞いて、観てみました

一気に観てしまいました〜

 

グロはグロでも理由のあるグロさかなと思いますし、絵柄の可愛さと世界観が強かったです

 

テレビシリーズより映画の方が過激でしょうか

 

テレビシリーズで一番「おお」ってなったのは

目と目が触れ合うシーン

 

映画シリーズでは

あのパックの中身です

 

6層編、楽しみです

 

7月まとめ

<映画>

キューブ(65本目)

 邦画にもなってるし、設定面白そうだし、、と、なんか期待しすぎてしまっていました。

 結局、誰の仕組みなんでしょう。意味なんてないって、まぁある意味リアルそうな話ですが

 そんなころで命が散っていく意味のない理不尽さを映画で見るのは「うーん」となってしま

 いました。

 デスゲームの先駆けとか、いい人が悪い人とか、自閉症のような設定を出すとか、そういう

 ところが当時新しかったのかなと思います。

 私はあまり、、でした。

 

13日の金曜日(66本目)<ネタバレ含みます>

車が止まってくれるシーン、運転席の人影は死体でジェイソン車内にいるかと思ったら、別にいなかった。頭脳派より肉体派って感じ。

ホラーあるあるなんですけど、敵のアジト方面に逃げてるときに向かっていってしまうのはなんなんでしょうか、、

いい女の子、生きててほしかった

 

プロミシングヤングウーマン(67本目)<ネタバレ含みます>

私はフェミニストよりの思想なので、この映画は共感しまくりの「男って!!!」という感情になりました。

心を許した男性のかつての行い。くそって思いますよね。(すみません)

「相手も酔ってた」「抵抗しなかった」これがレイプを許される理由には本当にならないし、加害者の更生を願うことがあっても、反省もせずにのうのうと生活するのは違うと思います。

主人公のラストにはそんな、、嫌だ、、と思うのですが、覚悟を考える&オチがいいですね

「そんな復讐なんて忘れて、付き合いを続けて、幸せに生きたほうがよかったのでは」という意見もわかります。でも別に本人だってそんなのはわかってるんですよね、、

 

よかった設定は、反省している弁護士の男性を許すというシーン。そして何もしていない少女を傷つけるようなことはしていないんですよね。ここがしっかりしてるから、観客も主人公を応援する気持ちになるんだと思います。

 

反省していないやつのいう

「オレは悪くない。子供だったんだ」

とかいう台詞があるのですが、これってオマエが言うことじゃないんだよって感じじゃないですか。なんで認めないの?って。

 

主犯の男性のそばにいる入れ知恵&逃亡の男、おまえはいちばんだめだ

 

<小説>

夏の終り 瀬戸内寂聴

あちらにいる鬼の元祖の小説を読みました。また別時代のあちらとこちらの話。

あちらの鬼はやっぱり客観性がすごいなと改めて思うし、時代や本人の年齢もあると思うのですが、また違った熱い側面を知ることができました

 

小説の中の最後の短編「雉子(きぎす)」が個人的に好きでした

雉子とは、きじの古名とのことです。きじの子供という意味でしょうか。

この小説の中の一節、何度も読んでしまいました

 

「蹉跌の多かった運命の根は、人並みより豊かな母性の機能を恵まれた軀の中に、 おびただしすぎる娼婦性の情緒を住まわせている矛盾を軸にして、廻ってきたのだと悟ったようだ。」

すごくないですか、この文章

 

自分の子供、中絶体験、愛人の子供、町中の見知らぬ子供

愛人の子供との文通とか、おぉとなりますが、様々な子供への視点が折り重なる物語でした

 

 

 

 

 

 

 

千と千尋の神隠し<感想>

千秋楽のHuluの配信で視聴いたしました

選んだのは上白石さんverで観させていただきました〜

 

上白石さんの「お父さん〜」とか、足をバタバタさせる様子とか、、

原作の千尋の再現性が高い演技でした

 

好感度が高いので、アニメであったボーとしてる感とか、とろい子という印象はあまりなく

 

喋り方とか走り方とか、少女らしさ溢れる可愛く優しい千尋でした

 

個人的に好きだなと思ったのは

おばたのお兄さんのカエルとリン・お母さん役の女優さんです

 

リン・お母さん役の方は妃海風さんという方で、元宝塚娘役トップの方なんですね

最初、同じ人が演じていることに気付きませんでしたし、この方もアニメの再現性

高かったです!

 

舞台ならでの歌・踊り・演出が加わっていたところ、良かったです

また場所転換の多いお話ですが、舞台装置を駆使と演出でカバーされていました

 

アニメーションが原作であり、アニメならではの表現が多い今作

「こんな風に表現するんだ」と感心するところもありつつ

 

ただ、アニメを観ているからこそ脳内で補えるものの、舞台だけでは伝わり切るか

微妙であるなという箇所も正直ありました

 

好きだったシーンは

電車のシーンとラストの舞台オリジナルの演出

 

ハクが吹いた風で空に千尋の名前が浮かぶところ

(からの上白石さんの涙と笑顔)

ここが一番ぐっときました

 

配信だったので、涙の確認と複数回のリピート再生で観てしまいました

 

こういうところは配信のいいところですね

 

悪いところは、アニメならではの再現の為の黒子さん達が配信だとしっかりみえてしまう

小道具の粗さ(ものであること)を認識してう大きさ

 

などがあるので一長一短ですが

 

若い層にもうけるキャストと原作で配信もするという劇側の意欲を感じますし

ツイッターでもトレンドにはいったり、一般の若い子達に舞台の存在を示して

くれたと思います!

 

私も観れてよかったです

 

また、改めて原作がよく出来てる、唯一無二の世界観だと感じました

 

「この世界ってなに?」

「リンさんって人間でも神様でもなくなんなのかな?」

とか、そういうツッコミがアニメだと全く湧かないんですよね

(舞台だと湧きました)

 

それって、面白い作品あるあるの疑問があってもそれを吹っ飛ばせる

世界観と素晴らしい描写力によるものだと思いますし、その凄さを改めて

実感できました

 

決して舞台が劣ってるとかではなく、そこは表現媒体の違いだと思いますし

舞台ならではの楽しみも本当にたくさんあると思います

 

生オーケストラですしね

贅沢すぎます

 

カーテンコールでそこにいたんだ!という位置にびっくり

 

チケット抽選率高そうでしたし、必ず再演あると思います

興味のある方が観れますように