布団を干せた日

感じたことや映画・本の感想など

Encanto (ミラベルと魔法だらけの家) 感想・ネタバレあり

Encanto (ミラベルと魔法だらけの家)

43本目

 

あらすじ

家族には不思議な力がプレゼントされるEncanto家

ただ主人公のミラベルは家族の中で一人だけ、不思議な力を持っていない

疎外感を感じる中で、大事な家や力にヒビが入っていることを感じるミラベル

家族を守ろうとするも、失敗を起こし、家もなくなり、家族の力も無くなってしまい、台無しにしてしまう

家族を守るための魔法だったのに、魔法を守るために家族が無理をしてしまうのを知った一族の長が、自分の失敗を認め、家族の仲が再び結ばれ、ヒビはなくなる

 

という、完璧なストーリーです

 

一つ一つのエピソードにも無駄がなく

引っかかりもない、観客にとても優しい映画です

 

序盤の描写、ミラベルの自分だけ力がない。何者かになりたい。

というシーンで、観ている大半の人は大共感。感情移入できる土台を作り

 

しっかりと家族の力を持つものなりの苦悩(力持ち・強い→休みたい、可愛いものにも憧れる、花を咲かせる・完璧→完璧に頑張ってる。家族のために)もしっかり描きます。

 

そして、おばあちゃん側の事情も描きつつ

 

忍び寄る敵(家に入るひび・弱まる力、が実は家族のひびだったという)

 

構成だけでなく、色使いやCGもめちゃくちゃ綺麗です

最近のディスニーのCG、もう限りなく実写みたいな勢いなんですけど

この映画、色使いがとても綺麗です

 

あと主人公、地味なんですが服装やメガネでキャラクター作りがしっかりされているなと感じます

 

あと吹き替え版の力持ちお姉さんの歌声が個人的にめっちゃ好きです

歌もいいです

 

映画のシーンがほぼ家の中で起こる話なので、狭くなりガチそうなですが

魔法の家で、ドラえもんのポケット的に中はめっちゃ広いみたいな設定で

ちゃんと冒険シーンもありました

 

アナ雪の家族がメイン、主人公に力がない、の流れを引き継ぎつつ

 

ヒロインに好きな男の子がいない、主人公が姫でもない

という設定で

主人公の悩みもすごく等身大のものとなっていて、

ある意味今どきで、

多くの人が共感できる設定だなーと思いました

 

だけど、魔法の家を掛け合わせ、地味になりすぎない話に、、、

 

完成度がめちゃくちゃ高い作品です

 

 

 

ドライブ・マイ・カー 感想(ネタバレあり) 

 

ドライブ・マイ・カー

 

先日、U-NEXTで観ました

 

アカデミー賞、受賞おめでとうございます

 

その影響もあって、映画館でも満席だとかなんとか、、

 

あらすじ

主人公は妻と突然の死別を体験する

演劇祭を通して出会う、妻の浮気相手や娘が生きていたら同い年の運転手など、さまざまな人との関わりを通して、妻に言いたかったこと、妻が言いたかったことを考える。前を向き進んでいくまで

 

感想

「好きな男子の家に忍び込む女生徒の話」

だけ、めちゃくちゃ読んだことのある、既視感のある話で

でも本筋の、肝心のドライブ・マイ・カーの話に既視感がなくて

 

「あれ?」

と感じていたのですが

 

そもそもの原作が短いページで、映画化にあたって、同時期に書かれた「好きな男子の家に忍び込む女生徒の話」が映画の脚本に組み込まれたらしいです

 

メッセージは映画の中の劇を通して、視聴者に伝わっていくシーンも多くあり、抽象的に話は進んでいきます。

淡々としたセリフがそのラインのみを与えて、見る人の心を移すかのように

ラストシーンでは主人公の胸のうちが明かされ、ラインの中身が満たされていったように感じました

 

岡田将生の役は抑揚を抑えず、欲望も抑えないキャラ。夫が嫉妬してしまう存在であったことが、キャラの対比で表されていたと思います

 

序盤のシーンで奥さんが「あなたは子供欲しかった?」という夫に聞く場面で夫が「君が求めていないものを求めても仕方がない」というような答え方をするのですが、

 

「あ〜〜、奥さんが欲しいのはそういう答えではないのでは〜〜」「一緒に悲しみたいじゃない〜〜〜」とか思ってたのですが

主人公も同じことを感じていたっぽく、夫婦のすれ違いというか、ちゃんとするっていうのは難しいなと思いました

 

自分の領域に人を入れることを許し、運転の座を譲り、車内でタバコを吸っていき、最後は運転手に大事な車を譲る。(主人公に影響を受け、運転手も自分の進みたい方向に車を向け、顔の傷も手術した様子のラスト。人生を運転するという意味も掛け合わせられている?)

 

だんだんと執着、進めなかったものから進んでいく描写が、言葉でないところでも表されているところが良かったです。

 

淡々とした感じや、抽象的、察しての漂う感じ、日本ぽいなと思いました。

あまり、こういう映画は日本で大ヒットはしないかも知れませんが

今回アカデミー賞も受賞したことですし、いろんな人が観ることになるのは

とても良いことだなと思います

 

U-NEXTを2ヶ月使ってみて

 

2022年2月、3月にかけてU-NEXTを使ってみた感想を書きます!

 

アマプラ、ネットフリックスと比べて良かった点、個人的な感想です。

 

良かったところ

・古い映画が多い(黒澤明監督作品など)

・作品数が多い

・ネットフリックスは明るい作品や、王道映画、オリジナル作品などが豊富ですが

 U-NEXTは作品数が多いので、B級作品や暗めの作品、見る人を選ぶ作品などがある感じです

・新作レンタルができる(レンタル店より高いですが、その場で完結するので楽ですね)

 

微妙なところ

・月額料金がやっぱり高い、、。

 ポイントいらないので、月額料金下げてほしい

・英語字幕がない

 英語学習者に嬉しい英語字幕ですが、U-NEXTにはついていません、、

 

というわけで、レッドクリフ見たさに加入して2ヶ月お世話になりました。

ポイント使用で「ドライブ・マイ・カー」を観ましたが、まだポイントが残っているので

2作品くらい観れそうです。

 

月額料金が高いと、貧乏性で元をとらなきゃ、とか、

 

今月解約したかいから今日はこの映画見なきゃ、という現象が起こります

 

そうなると、気分でない映画を見ることになる日があるのですが

これがきつかったです、、!

 

映画って観たいと思ったる時が一番楽しめるじゃないですか

例え観たいリストに入っていたとしても、

「あ〜今日は連続殺人派の気分じゃないんだよね〜」

ってあるじゃないですか

 

私の場合「あ〜今日は明るい映画が観たいな〜」

っていう気分が3月、4月は多かったので

マイリストの残りが重めの映画ばかりになった4月後半は少しきつかったです

 

観てしまえば、「面白いジャン!」ってなったり、「意外に良かった」

ってパターンもあるのですが

 

あの映画を初めて、映画会社のロゴが出てきて、

「あぁ、観たい映画が始まるぞ」

って感覚って、すごく大事なものなんだなと思えました、、

 

ありがとうU-NEXT

また会う日まで

 

2022年3月記録

今月のなんでもない記録です

こんな本を読んでました

 

<本>3冊

・inspirational proverns and saying

・英語日記boy

 

・往復書簡

 

・一人称単数

恥ずかしながら村上春樹を読んだことがなかった

私の初めての村上春樹

私の感想なんてどうにもならないのだけど、記録として感想を

文章が縫い目が見えないような一枚の布のようで、それが作者本人であると思わせるほどの描写で、でもどこかファンタジーで、、

 

品川猿の告白が好きでした

教科書に載ってるわけはないんだけど、そんな懐かしさがあるし、教科書に載っていたらなら私は何回も何回も読んだと思う

 

そのほか、心にとまった文章たち

「19歳の頃の僕は、自分の心の動きについてほとんど何も知らず、当然のことながら、他人の心の動きのことだってろくにわからなかった。」

「僕らの人生には時としてそういうことが持ち上がる。説明もつかないし筋も通らない。しかし心だけは深く掻き乱されるような出来事が。そんな時は何も思わず何も考えず、ただ目を閉じて、やり過ごすしていくしかないんじゃないかな。」

「言い換えれば(今日もまた負けた)と言う世界のあり方に、自分の体を徐々に慣らしいったわけだ。」

「そう、人生は勝つことより、負けることの方が数多いのだ。」

「痛々しいまでの正直さを認めていたかった。」

 

<漫画>10冊

 

ヤンジャン11.12.13  

蒼天航路3.4巻

女の星1巻

鶯谷ワールドエンド1巻

ひとつばな1巻

おおかみこどもの雨と雪2巻

 

<観劇> 1講演

ピアフ

 

<展覧会> 1回

多摩美卒展デザイン系3月

 

 

 

U-NEXTを観たおす<第二弾感想>

U-NEXT、先月に続いて観たおしました!

そして、2ヶ月間の契約をもって、本日解約しました!

また、旧作で観たいのが溜まったら、、!

 

今月U-NEXTでは20本の映画を視聴しました

以下、タイトルと少しばかりの感想です

 

1.それでも恋するバルセロナ(22本目)

 

タイトルが良すぎるな〜って思って、タイトルに惹かれてずっと観てみたかった映画です。

思ってたのと違った、、

内容的には確かに「それでも恋する」なのですが、うーん、、

幸せになる登場人物がいなかったのと、このキャラクターが好きと思える人がいなかった感じです。

 

ナレーションの影響もあって、短編小説をずっと観ているような感覚でした。

ウッディアレン監督の作品は他の作品もこのテンションなのでしょうか。

他の作品も見てみたいと思います!

 

2.コンプライアンス 服従の心理(23本目)

 

タイトルから想像してた話と違いました!!

「ファーストフード店に強盗が入って、強盗のことを好きになっちゃう系の話」かと思ってたら

電話による服従でしかもイタズラ電話かーいってなった。

 

警察を名乗る詐欺ってニュースでも取り上げられているし

警察に電話で確認とか対策がいくらでもあるし、、、って思いますけど

実際騙されててる時って騙されてしまうでしょうね、、

 

でも30の州で70以上の被害って、、

被害者がかわいそうすぎるし、

 

このお話の店長と店長の恋人はちょっと、、

店長がいい塩梅でリアルでいいですね

 

店長の「職務を果たさなきゃ」「警察が言ってる」っていうのも、わかるんですけど、ティーンエイジャーを守ってほしいと思ってしまいます。

 

冷静に観てるから言えるんでしょうが、、

 

犯人、逮捕されてよかったです。総じて言うと、世界仰天ニュース系映画です。

 

 

3.トレインスポッティング(24本目)

若者、ドラッグ、HIV、、、重いテーマですが、軽快な音楽が物語を軽快に見せます

ジャケットが有名で観てみようと思った映画です。

薬物依存の様が結構丁寧に描かれており、高校生とか観たらいいのではないかな

友達というより、仲間とか居場所とかチームとかに近い、そういうグループに足を引っ張られながら更生に踏み出す主人公なのですが、主人公も別にワルなので、うおーーがんばれーとはなりませんでした。リアルな感じです。

唯一仲間内の「根はいいやつ」にお金少しだけ渡してましたけど、本来のその人の取り分だと4000だから、もう一束じゃない?とか気になりました

 

よかったシーンは、スコットランド1汚いトイレの汚さの作り込みがすごかっく、そのトイレに吸い込まれていくシーンです。

 

4.オーロラの彼方へ(25本目)

 

5.フリーガイ(26本目)

現在、U-NEXTでは課金レンタルすると鑑賞が可能になります。U-NEXTが2ヶ月目に入りポイントもあったので、以前から気になっていたこちらを鑑賞。

CG良かったです!絵的に面白くって、楽しく観れました。ロックマンバスターが出てきたり、日本ゲームや日本についてちょいちょい入れてくれるのが、日本人としては嬉しかったです。

悪者の悪事が天才系エンジニアによって世界で同時中継されて、ヒーローが応援されながら頑張るっていう構図(そしてエンディングで逮捕されたり、悪くないという悪役がニュース画面に映る)っていうあるあるのラストなんですけど、安心して終始観られる軽い映画です。

 

6.スプリット(27本目)

ジェームズマカヴォイさんという俳優さんが多重人格の犯罪者を演じています。

設定としては24人格あるが、役所としてメインに出てくるキャラクターは4〜5人格ほど。女性、子供、潔癖症、ファッショニスタ男性、、、演技が凄くてどのキャラも本当にそのキャラクターに見えるのが怖いです。

転で少しお話の方向性が変わり、「あ、、、そっちいっちゃう」と思ったのですが、結のまとめ方がすばらしかったです。

結がいい感じになった要素

・主人公のサバイブ経験が徐々に明かされていき、犯罪者と主人公の虐待された被害者という点がリンクしたことによって助かる

・勤めていた勤務先(監禁場所)は動物園だったことが判明。「ビースト」という人格と「野獣が檻に入れられている」が重なる

・実の父親から叔父に引き取られた主人公。言いなりになるしかなかったところで、「rejoin」と犯罪者に言われたり、命を狙われるなか必死で生きようとした体験から叔父さんの元には帰らないという決断をする。事件きっかけで逆にこの子にとってはいい作用もあったという、、

・おじさんも子供に加害をしたある種「ビースト」。人の心の中には多重人格まで行かなくとも面の人格とは違う面は誰しもあるというようなメッセージ性が伝わる

 

というような感じで、被害場所、主人公の過去、単なる善悪にしないというラストが描かれたことにより、鑑賞後の評価が上がりました。。オチの大切さが勉強になったし、やはり関連した要素を掛け合わせることで複雑になるので、最初の案だしの時に、ビースト、、動物園、、本能、、、性欲、、、みたいな連想ゲームが大事なのでは〜と思いました。

 

7、つみきのいえ(28本)

柔らかな風合いの絵が素敵でした。短い時間で見ることができるの、興味のあった方はぜひ。

 

8.想いのこし(29本)

うーん、、

友人がおすすめしてくれて観たのですが、、、

終始しれーとして観てしまいました

カメラワークとテンポが洋画に慣れきっていたからでしょうか

 

9.サラの鍵(30本目)

すごくよかったです。

サラの幼少期、主人公の現代、探るなかで大人になっていくサラの姿。

丁寧にいろいろな人の背景が描かれている良作です。

 

ユダヤ人迫害、収容所といえばドイツで行われていると思っていたのですが、フランスでもフランス兵によってユダヤ人の収容がされていたということを初めて知ることができました。

そして、良かれと思って弟を閉じ込めてしまったサラの想いや悲しさ。その後の人生には考えさせられるものがありました。

 

サラが自己紹介をする場面が度々あります。「私の名前はサラ・スタジンスキ」

名前もとても大きなアイデンティティだと思いますが、サラはユダヤ人であることがバレたらいけない、とその名を捨てて生きていきます。

家も追われ、持ち物も持てず、家族も死んだ

名前を変えなくては生きていけない、、、誰として生きていけばいいのか、と苦悩する姿は当然です

 

サラの子供がユダヤ人の血が流れていると出自を知るシーンも印象的でした。

最初、拒否をして、そんなはずないと怒ります。

もし、自分にユダヤ人の血が流れていたら、、それを50歳をすぎて知ったら。

この心境は純日本人で日本で過ごす私のような人間には到底わからないのですが、人種って本人の大きなアイデンティティだと思います。

いうのは簡単ですが、私なら自分のルーツがどこというのは、聞きたくないことでも真実を知りたいです。

 

サラの血は今も繋がっていることと同様に、世界で暮らしているユダヤの方はたくさんいますが、それでも戦争がなければ多くのユダヤの方々が生きている世界があったはずですよね。

 

個人的に泣いてしまったのは、仮収容所で脱走を試みたときに助けてくれた兵士。手を怪我することや逃したことがバレた時のことも顧みずに、少女2人の脱出を手伝います。

 

戦争の映画を見ると、今の情勢に関しても想いを馳せます。胸が痛むばかりです。

 

10.アニーホール(31本目)

過去の恋人同士が同じようなキャラクターの恋愛(別れ話)を本人たちが演じているという、作品。漫画家とか、作家さんがそれって自分の話?って言われるの超絶嫌だと思うのですが、役者さんまで元カップルとくると、それは言われてしまうのも無理はないですよね。

アメリカ版少し大人の花束みたいな恋をしたみたいな、ストーリーっぽいです。

コミカルな感じと男女のすれ違い、別れた後の清々しさみたいな、、

それでも恋するバルセロナ」より好みでした。

ウッディアレン監督は役者さんでもあるんですね。

 

11.モーリス(32本目)

うーん、良質

この作品は多分そのジャンルではとても有名なのではないでしょうか

 

学生の頃は好きだったけど、大人になちゃってどっちかが一人同性愛関係から抜けちゃうって本当に悲しいんですけど、あるあるですよね

バイだったとかその人だから好きだったとかあると思うのですが、、

社会的に許されなかった、友人の裁判の様子を見て倒れるほどプレッシャーに弱い、家族や地位を守りたいと思ったグレイヴゆえ、別れる決断をしますが、本当はずっと好きだったんだろうな〜という描写が最後にあります

第二恋人が危うすぎてハラハラしてみていました(個人的にグレイヴの方が好みなだけかもしれませんが)

 

少し調べると原作は1913年執筆、1971年出版された小説らしいです。映画の公開は1987年、1900年代初頭に二人は大学で出会う設定です。

そして、イギリスで同性婚ができるようになったのが2014年、、、

小説が書かれた年から、実に100年越しに同性愛が認められるようになったのですね

 

日本に昔、同性愛を法律違反として罰せられたり、死刑になったりという歴史は私は把握していないのですが、(戦国時代に男色があった歴史を考えると)法律で禁止もされていないが許可もされていないという感じの歴史なのでしょうか(マスク着用も法的に規定もされないし解除もされないし、日本の風潮でしょうか)

 

イギリスは死刑から同性婚ができるようになるまでの発展を遂げているのですね。

日本も早く認められるようになってほしいと思います。

 

本題とは関係ないのですが、古き良きイギリスの風景が存分に見れます。

メイド、執事、お茶、大学、寮、、、

エバだー!」「ハリーポッターだー!」ってなりました

作品らの舞台がイギリスなだけです

 

11.センターステージ(33本目)

バレエシーンを長尺で見せてくれる分、物語やキャラクター性は薄かったです

好きなシーンは、「私は今日も明日も踊るだけ」と本当に踊りが好きな女の子の話を聞き、その子に主役を譲り、母親に「バレリーナになりたくない。幸せじゃない」と伝えるところです。

ストーリーのほぼ最後まで主人公との恋愛関係にあるトップバレリーナがいいおとこじゃなさすぎて、うーんって感じでした。

アメリカのバレエって、ロシアとかに比べてエンタメ要素が強いと聞いたことがあるのですが、そんな感じの馴染みのないダンスを見ることができたのが良かったです

 

12.テルマ&ルイーズ(34本目)

 

13.ハリーポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(35本目)

ハリーポッターは私にとって思い入れのある映画なので、テンション上がってみました

映画のDVDディスクにおまけで付いてくる、裏話みたいなやつの、壮大版です

 

キャスティングに力が入っていることを知ったし、それ故にキャラクターと本人たちの性格も似ていて、本人たちが境目がわからないっていうのには頷いてしまいます

 

3人は変わらずそのままですが、他の役者さんの素顔やその後を知れるのもなんだか嬉しかったです

スネイプ先生のインタビューもできることなら聞きたかった

 

jkローリングがこの世界を作り上げたことに驚きと共に感謝です

 

一つの映画シリーズで子役が大人になっていく姿を見て、ここまで大ヒット映画で特殊ですよね

 

本当に見返したくなって、全シリーズ通してシャドーイングしたい。

ファンタビはネトフリにあるのに、ハリーポッター今配信されていないのですね、、

配信お願いします、、、!!

 

14.花とアリス(36本目)

初岩井監督作品

ふわふわ狂気と変態

蒼井優さんが魅力的

ラスト、全身でワンカットでもいいくらい、もっとみたかった

 

15.彼女と彼女の猫 everything flowers(37本目)

 

16.羅生門(38本目)

黒澤明監督作品

音響が聞こえにくいところがあったりしましたが、演出やカメラワークには全く古さを感じず、見入ってしまいました

羅生門は学校の教科書で芥川版を読んだ記憶がありますが、さらに元をたどると日本の今昔物語集にある話なのですね

 

17.HATCH(39本目)

この映画はネットフリックスでも配信されています!

 

18.少年メリケンサック(40本目)

 

19.里見八犬伝(41本目)

意外に、、良かったです

セットとか力が入っていて、スケールもデカくて、

こういう日本映画の時代があったんだなって知れました

 

20.ドライブマイカー(42本目)

ポイント使用でみました

テルマ&ルイーズ(ネタバレあり・感想・分析してみた)

テルマ&ルイーズ(34本目)

 

友達同士の気軽な週末旅行のはずが、道中に事件が起きてしまい、旅行はとんでもない方向に、、、

というストーリです何ですが

 

ほーんとに良かった!!

ツボでした、、!

 

おもしろポイントは、、

「どんどん状況は悪くなり、どうなってしまうのか視聴者が気になる」

「まさか死ぬとは思わない、視聴者の期待を裏切るラスト」

「女性2人の気持ちいい友情とコントラストの男性のクズさ」

「状況の悪化と主人公たちの不調・好調が連動しない。主人公たちの導いた捕まらないという選択肢が強すぎる

 

というところでしょうか

 

女性の友情もののおすすめを聞かれたらこの作品を教えたいです

 

何がいいって、ラスト、、

メキシコに逃げ切れるのかなって、なーんて思ってたんですけど

全然違いました

 

キスをして手を握りながら2人で崖から落ちてしまう

素敵すぎますね

 

意見はあると思いますが、

完璧な友情だし、キスをすることによって2人の間に友情を超える情を感じさせられました

 

二人は殺人したり強盗したり、悪いことをするんですけど

レイプ犯、女性を侮辱する→銃殺

ヤリ捨て、全財産を奪われる→強盗

って感じで、基本的に悪によって仕方なくの行動なので、

みてる側としても応援してしまいたくなってしまいます

 

いい男性は2人

ルイーズの彼氏と分かってくれている警察官

警察のおじちゃんも「痛めつけられっぱなしの女性なんだぞ」

と視聴者の気持ちを代弁してくれています

 

やられる男性がクズ揃いなので、トラックの運転手が

「お前たち、地獄から来たのか」

なんてセリフは笑ってしまいました

 

テルマ&ルイーズのタイトルに劣らず、2人のキャラクターがしっかり描かれています

2人の出会いとか、2人の過去とか、そんなことは詳しく書かれていないのですが

 

テルマは14歳の頃から今の夫と付き合い、夫しか知らない

夫は浮気をしており、テルマを怒鳴りつけている

 

ルイーズはテキサスで同じようなことがあった、一人寂しく暮らしている

など、2人の今までにも何か虐げられた過去があるのだなと想像はできます

 

テルマ

夢見る女の子で専業主婦、男性を見る目がない、雑、何もできない決められない、お酒や男の人が好き

 

ルイーズ

きっちりした働く女性、男性を見る目がある、整理整頓できる、計画性がある、貯金あり

 

な感じのキャラクターがしっかりしているからこそ

 

お金を盗まれて、ルイーズの弱さが出る、テルマ覚醒という流れが痺れるものになりますね

 

テルマなんて、泣きながらメイク直したり、あんなに痛い目見たのに男性を部屋に入れてしまったり、、甘いのですが、女優さんの演技もあって「あ〜、、もう、しっかりしてよ。可愛いんだから」みたいな気持ちになります

そのテルマが、強盗なんてするもんだからびっくりです

 

そして、テルマもルイーズも行動にちゃんと理由があるというか、みていて何で?と思わせないのも良かったです

 

殺人をした後も凹みすぎたり、暗くなりすぎたりするのではなく

悪いことがいい作用をもたらす(テルマ「今すごく目が覚めた気分」「こんな楽しい旅は初めて」)という複雑性が深みをもたらしていると思います

 

テルマは旅行のことを夫に言えないくらい、否定され続けており、自分で決めることができない女性でしたが、事件をきっかけにバンバン行動して強盗も自分の意思でやっちゃいます

 

ルイーズが「天性の才能ね」なんてテルマのことを褒めるのですが、テルマにはもった才能がちゃんとあったという描写だと思います

 

観た後に感想をこうしてブログで書くときに名前を覚えている主人公たちと、誰の名前も2時間観てもうろ覚えだったという時があります

 

テルマ&ルイーズはしっかり記憶されましたし、ラストの衝撃は本当に強いです

 

面白かったので、分析していきたいと思います

 

この映画のラインは

「普通の主婦2人の週末旅行がが殺人犯・強盗犯2人のメキシコ逃亡旅行に」

でしょうか

 

<ざっくり起承転結>

2人で旅行に行く

クラブにいく、楽しい旅行の始まり

 

テルマがレイプされそうになり、ルイーズがその男を殺してしまう

2人で逃げながらこの先を考える

恋人にお金を送ってもらうように頼み、そこまで移動

強盗犯を車に乗せ、部屋に入れてしまうテルマ

ルイーズが指輪をもらう中、テルマは指輪を外す

翌朝、お金が盗まれている

 

テルマ覚醒、強盗犯

警察を交わす

トラック運転手を懲らしめる

居場所がバレる

 

警察に見つかる

追われる2人

壮大な景色

2人で崖から落ちる

 

分類としては

「難題に直面した平凡なやつ」

(SAVE THE CATの法則)

テルマとルイーズ見ている女性はどちらには自分の中の一部を見出すことができるような設定。(専業主婦とレストランのバイトという普通の女性)

 

この普通の女性がとんでもない事件に巻き込まれて勇気を出して解決していく

この場合、殺人犯になってしまい、メキシコに逃げることで生きようとする

悪役は2人の逃走を邪魔したり、女性を軽視する男性陣や警察でしょうか

 

ざっくり起承転結描きましたが、

 

いつもの絶好調からの失うグラフ(ラストのその後がない)に当てはまらないので「SAVE THE CATの法則」を引っ張り出し、確認していきたいと思います。

 

第一ターニングポイント→「メキシコに行く」からの、その後に鍵がある気がします、、

 

・サブプロット

新キャラはのちの強盗(最初はいいやつそう)、お店で食料、テキサスの過去、家に探しにくる刑事

 

・お楽しみ

車で楽しそうに歌う、若い男の子を拾う、警察から逃れながら

 

・ミッドポイント(見せかけの底辺)

恋人からのプロポーズ、初めての快感からの

年下男性逃げる、恋人との別れ、お金を盗まれる

 

・迫り来る悪い奴ら(底辺から絶好調なので上がる)

盗聴仕掛けられる、初めての強盗(によって位置がバレる)、強盗がうまくいきテンションが上がる、トラック運転手に「うるせー」という

 

・全てを失って(見せかけの絶好調)

アクセサリーを売る、泥棒が捕まる、目的地がバレる、2人で闇を走る、綺麗な景色、ずっと旅行したかった、自分でいられている、逃げ切れそうな未来、死の気配(殺した時の話、過去の話)

 

・心の暗闇

逮捕されどうしようもない

 

・第2ターニングポイント

やられる前にやる。男たちには捕まらないという解決策を実行する(2人主人公のなので、心の闇と第2の発起人が別人)

 

・フィナーレ

警官を閉じ込める、殺したことを後悔してないという、トラック運転手をボコボコにする、ぶっ放して警官たちを振り切る

 

・ファイナルイメージ

テルマの決断で飛びおりる

 

あ〜、見せかけの不調からの見せかけの好調か、、と

物語事態の線はこんな感じで当てはまるなとは納得できたのですが

 

本に書いてあったこととの例外は、

悪が大きすぎる場合は

*悪は一掃されなくても本人たちの中で一掃されればいい

*世界は変わらなくても、主人公たちの世界は変わればいい

でしょうか

 

ラストがラストなので、その後の様子、とか、成長した2人とかそういうのもなく、盛り上がりマックスで終わってしまう感じです

でも、それが「もっと見たい」とかはならなら終わり方でした

 

映画館で見たかったな〜て思う映画でしたし、映画館で見た後はしばらく誰にも余計なことを言われずに、余韻に浸りたいなと思った映画でした

 

脚本家は「カーリー・クーリ」という女性の方です

授賞式で「テルマとルイーズのハッピーエンドを見たかった方々、私にとってはこれがそうです」と仰ったらしいです

いやー、、かっこいい、、

 

ありがちな

ギリギリ捕まらないで、メキシコに逃げ切って、本当に愛する男性を見つけたり、恋人と再会できたりではなく

 

絶体絶命の中、親友とキスして自ら飛び降り、逃げ切る

 

痺れる脚本になったのは、カーリーさんが真に伝えたいメッセージや二人にとってのハッピーエンドを商業的なエンタメではなく、メッセージに沿って打ち出したことだと思います

 

脚本術やエンタメも大事ですが、しっかりとしたキャラクター、メッセージを感じる映画で、観てよかった一本となりました

 

彼女のこの後の他の作品は、「愛に迷った時」「ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密」「Hollis &Rae」「デンジャラスな妻たち」「ナッシュビル」「リスペクト」

という作品があるそうなので、今後見ていきたいです

 

 

TOEIC結果(英語初心者、300点から500点)

 

というわけで、先月受験したTOEICの点数が出ました!

詳しいやつはまだ手元に届いていないのですが、点数をwebで確認しました。

 

結果は、

 

listening280点  reading225点 505点

 

でした!!

英語を勉強しないで受験した数年前の結果は

llistening205点、reading100点 305点

でしたので、ちょうど200点アップできました。

 

英語の勉強を楽しく続けようと初めて10ヶ月ほどの受験でした。

勉強を始めてから、家に眠っていた手付かずの参考書をひらいてみたりしたものの、やはり数ページで挫折し、英語学習系ユーチューバーさんやネットフリックスにお世話になった10ヶ月でした。

 

500点代って、全然自慢できる点数でもないのはわかっています。

就活にも600点からなら書いていいとか情報もありますし

 

でも、200点アップは、本当に英語が苦手だった自分的には満足な結果です!!

伸び率としてはリスニングが75点、リーディングが125点、、

想像よりリーディングが伸びました(以前が壊滅的だったとも言います)

 

ただ、この点数をみて、「悔しい」「もっと点数を伸ばしたい」

と思う自分もいました。

 

しかし、TOEICTOEICによくでてくる単語があったり、TOEICの型があると思います。

 

このまま英語力を伸ばすやり方で進んでも点数はココからは徐々にしか上がらないだろうな、、という感触もあります。

 

そしてテストを受けて感じたのは「単語力不足」「文法不足」

やはり基礎がネックになっていると分析しているので、

 

文法書は以前の投稿に書いたようにおさるさんおすすめのものを購入してやっていきたいと思います。

 

単語どうしようかな、、

 

と思ってる中で、スタサプの単語を無料版でやったら、説明がわかりやすく気になったので、7日間の無料体験を経て、よければ課金、1ヶ月集中で単語の勉強をしたいと思います。

ただ、スタサプは私にとっては高い(月額3700円くらい。TOEICコースにオンラインつけてくれたら完璧なのですが、、)ので

 

1ヶ月単語とか文法をスタサプで使いまくって、お値段安め(1400円くらい)で気になったabceed的なアプリに乗り換えるつもりです

 

ただ、参考書や公式問題集でガリガリやっていたら私は英語の勉強を10ヶ月も続けられずに、かつ苦しみながらだったろうなと思うので、何も苦もなく趣味のように楽しく学習できた10ヶ月の勉強法は私的には大正解でした。(すぐに点数を上げたいとかの目的ではなかったので、、)

 

次のTOEICはやっぱり1年後くらいに受けようかな、、とかTOEIC以外の勉強にしようかなとも思ったのですが。私より全然英語ができて大学時代にすでに650点持っている友人が、私の英語勉強の話を聞いて最近英語の勉強を始めだしまして、「3ヶ月後に800点狙っている」とか言い初めて、「そんな急に抜かないで!?」と焦った自分がいたので、目標高く、私もTOEIC800点代を目指して今後も勉強を続けたいと思います。

 

そして、今日初めて洋書を読み切りました!

洋書と言っても(みなさんお馴染みだと思いますが)ラダーシリーズのレベル3です。

図書館で借りてきた「inspirational proverbs and sayings 心に響く英語のことわざ・名言100」です。私の借りたレベル3は本によると、使用語数は1600語、TOEIC400点以上とのことです。大体つっかえずに読めますが、時々単語の意味を調べました。なんとなく、音読しながら読んでいます。

レベル4になると使用語数2000語、TOEIC470点未満と書かれているので、次はレベル4を借りてみようと思います。

 

課金が今月アプリに3700円

ネットフリックスが1400円くらい

同時字幕昨日に600円くらい

かかっているので、本代はなるべく節約したい所存です。

 

みなさんはTOEIC、何点でしたでしょうか?

また頑張っていきましょう〜