布団を干せた日

感じたことや映画・本の感想など

サイダー、シードル、ソーダ

 

炭酸が無性に飲みたくなる時がある。ラーメンを食べた後、映画を見る時、夏の夜。今回は、12時間の座り仕事が終わった帰り道だった。

近くのスーパーで50円代で売られていた三ツ矢サイダーを見つけた。缶のやつ。入り口すぐで見つけた。サイダーを目当てに入ったので、目的はクリアしているのだが、なんだか安売りの缶ジュース一本をレジに持って行くのが気恥ずかしくて、店内を1周半くらいうろついた後、大人しくレジに並んだ。

 

その日の夜、サイダーを飲んだ後に、アイルランドの人からサイダーとはKopparbergやBulmersと聞かれて驚いた。サイダーって英語でcider。三ツ矢サイダーの缶にも印字されている。でも、英語圏でciderはリンゴ酒のこと、を指すらしい。私はサイダーに騙されてたいたと感じてしまった。アイルランドでは、リンゴ酒といえば、先に挙がった、KopparbergやBulmersというものが有名らしい。このお酒ついて、調べてる時に「cider、シードルが飲めるお店!」なんて見かけて、え、ciderの発音シードルなの…??と、まさか指し示すものだけでなく、発音まで違うなんて、と二重に裏切りを感じた。ネットで見るそれらのお酒は、なんだかとても美味しそうに聞こえる。日本でも飲めるお店はあるらしいが、いつか本場で飲みたいものである。

 

そして、じゃあ英語圏では日本でいうサイダーを表す単語は?という疑問の答えはsodaということらしい。日本で最初のサイダーはパイナップルとリンゴのフレーバーがついたシャンペンサイダーというものらしい。ここから派生して、三ツ矢サイダーという名前がうまれたのでしょうか。よくよく考えたら、サイダーの名前がついた、他の炭酸飲料水が思い当たらない。三ツ矢サイダーという一強のイメージでサイダーが甘い炭酸水を指す言葉だと勘違いしたのは私である。別に騙されてたなかった。サイダー、ごめんね。ちなみに、シードルの謎は、cidreという綴りでciderフランス語らしい。知らないことだらけです。