布団を干せた日

感じたことや映画・本の感想など

クイーンズ・ギャンビット(2020) Netflixオリジナル

Netflixオリジナルのドラマ。クイーンズ・ギャンビット。
 
リミテッドシリーズ。
 
リミテッドシリーズって言葉を今まで知らなかったのですが、調べてみたら、ワンシーズン完結のドラマのことを指すそう。
 
すごい良いですよね。
ああ、このドラ面白そうだけど、シーズンめちゃくちゃあるじゃん
 
って時とかありますもんね。
 
クイーンズ・キャンビットは、好きな要素(かっこいい女性が戦う・服とかメイクが素敵)満載だったので、え、シーズン2がきても良いのですけれども、と思っています。
 
ストーリーの全体的な流れは、主人公のベスは母親の事故死をきっかけに児童養護施設に入所する。そこの用務員のおじさんにチェスを教えてもらい、チェスの才能を開花させていく。養護施設を出てからは、大会に初出場で初優勝、州からアメリカ全土、世界各国の選手、そして世界最強ロシアの選手との対戦、、、という感じです。
 
ベスが良いキャラしてるんですよね。そして強い。女優さんはアニャ・テイラー=ジョイさん。Googled画像検索したら金髪ロングで全然違う人みたいでした。その姿も神々しくて綺麗なのですが、役のイメージが強くて、、、負けず嫌いのベスが、ちょっとこうむくれるシーンとかがあるのですが、口をとんがらせて斜め上をみたり、相手をきっと見つめる表情とか、赤リップ、赤髪、太眉最高でした。
 
(以下ネタバレ含みます)
 
 
 
ベスの私生活(児童養護施設で出されていた精神安定剤や飲酒に溺れてしまう)、盤上での戦いが、濃縮に描かれています。
 
天井に映るチェス盤や、ファッションや髪型もみていて飽きず、凝った演出がされていました。ファッションは、ベスの心情や時代背景も投影されているように感じました。最終話のベスの真っ白な服装が印象的です。
 
最終決戦の時に、「ロシアは協力する」「アメリカは個人で戦う」という前振りからの、ロシアまで国際電話をかけてきた元カレたちが共同で応援してくれた展開が熱かったです。
 
ベスの魅力、圧倒的な強さは周りを傷つけてしまうことも多く、一人で生きてきたベスが、助けを受け取ることができるまでの成長。ベスの歴史を考えるとリアルなところだなと感じました。
 
Procreateでベスと幼少ベス。 
 

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