布団を干せた日

感じたことや映画・本の感想など

ドントルックアップ(ネタバレあり)

ドントルックアップ(3本目)

 

ネットフリックスオリジナル、話題の映画、観ました

 

面白かったです

最近のコロナ情勢や、トランプ政権を皮肉りながら、家族の大切さや、最後の時に何をして過ごすか、何を信じるかを問う作品でしょうか

 

政権のごちゃごちゃをユーモア混じりに皮肉っていて、シンゴジラ思い出しました

 

個人的に好きなキャラクターは、脇役のセレブ歌手の女の子です。アリアナグランデがアリアナグランデ風に出てる。明るいけど、口が悪くて、恋愛に真っ直ぐって感じのキャラクターなのですが、彗星衝突判明後の配信で、マナティの事も忘れないでって言ってて、そこがなんか好きでした。

 

最後に家族で食卓を囲みながら「僕たちは何もかも持っていたのかもしれない」っていうようなセリフが印象的でした。

もし私が、地球滅亡を半年前に知ったら、どうするかななんて考えましたが。その頃になったら世界的パニックで旅行どころではないだろうし、案外普通に毎日の日常を送るのかななんて思ったりします。

 

映画でもそうでしたが、人々は実際に空に彗星が現れるまで、自分の目で見えるようになるまで信じられない生き物なのでしょう。

最後の瞬間、デモをする人、家族と過ごす人、ライブをする人、セックスする人、、、

もう正解なんてなくて、何を信じるか、本当にその人の価値観ですよね。最後のみんなの過ごし方から、オチまで緩急が素晴らしかったです。