布団を干せた日

感じたことや映画・本の感想など

バーニング(ネタバレあり)

バーニング(7本目)

 

2018年公開、韓国映画です。

実はこの作品、村上春樹の小説30ページの映画化だそうです。原作のタイトルは「納屋を焼く」、、、

 

俄然、原作が気になります。

 

私は村上春樹原作を知っていたので、みかんのパントマイムのくだり、存在があるかないか、とか、急に男女が絡み合うところとか、ぽいなと思って観ていたのですが、このシーン原作になかったら私のぽいなセンター、全然ですね。

 

映画は構図や色合いが綺麗な映画でした。

予告を見て、結構荒々しい事件に巻き込まれていくのかな、と思っていたのですが、すごく淡々としています。

 

犯人の男性も、主人公や彼女に害を与えようというような悪巧みさや悪どさがあまりないのですよね。謎に包めれた、よくできた若い男性。

 

主人公もだんだんと事件に気づき始めるのですが、大きく情緒を取り乱すこともなく、荒らしさを感じたのはとうとうラストシーンでした。