布団を干せた日

感じたことや映画・本の感想など

あの子は貴族

45本目

 

「あの子は貴族」

 

U-NEXTで映画を観まくった反動で4月はあまり映画鑑賞、感想記録を残せませんでした。

 

が、ゴールデンウィークには、ずっと観たいと思っていた「あの子は貴族」を観ました。

 

どうでもいいのですが、タイトルの文字から志村貴子さんを連想しました。

 

<あらすじ>

東京のお嬢様育ちの門脇麦と、地方の経済的余裕がない家で育った水原希子

門脇麦の婚約者は実は大学で水原希子と出会い、仲が良かった。

境遇の違う女性2人が自分の人生を生きていくお話。

 

<感想>

予告を見たときに、浮気系かな?と思ったのですが

そういうお話ではなかったです。

キッパリ縁を切る水原希子も高良さんもすっぱりしていました。

 

女性の自立や環境による息苦しさなどがメインテーマです。

 

象徴的なシーンは

ラスト近く

橋の上で向かい側にいるギャル2人と門脇麦が手を振り合うシーンでしょうか

 

自分の置かれた、生まれた環境は選べない物なのですが

私としては、自分で選択できているか、できていないか

という点が、本人の幸福感に直結すると思っています

 

なので、自分で決定して進んでいく

主人公たちの友人2人は地方だろうが、東京だろうが幸せそうに描かれていました

 

ただ、その2人は家庭が理解があったのでは、家庭に余裕があったのでは

 

と思われそうですが

 

主人公2人も諦めずに行動に移し

自分の選択した道を歩んでいきます

 

過去の環境に文句を言いたくなることもあるし、最低と思うこともありますが

 

遅くても、なんでも

自分の道を歩くことしか、人生の正解はないということを

 

改めて感じさせてくれる映画でした