布団を干せた日

感じたことや映画・本の感想など

NOPE感想・ネタバレあり

NOPE(73本目)

 

映画館にIMAXで見に行ってきました

ホラー系を映画館に観に行ったのはミッドサマー以来の2本目です

 

予告をちらっとテレビで観たときの感想は

「どうせ正体不明でひっぱってひっぱって、最後よくわからない感じで終わる系じゃないの〜」

でした

 

そんなときにtwitterで「インターステラー撮った人が撮ってるらしい。IMAXでめっちゃ良かった」的な感想をみかけて、前回映画館でトップガンIMAX爆あたりをしていた(インターステラーも好きな)ので、見に行ってきました

 

結論、ホラーとエンターテイメントがうまい具合に融合されていた映画

   純粋ホラー(めっちゃ怖い)といえるかは??(私がホラー映画に疎いのもある)

 

ラストとか、ホラー映画にしてはすごい爽やかな終わり方だったんじゃないでしょうか

 

ただ、ホラーの醍醐味。捕まるか、捕まらないか、すぐそこにある危険、というところが巨大生物に吸われる設定なので、危険との距離感が少しありすぎたかなという点

 

主人公たちがその家から出れなかった理由(生物がそこにしか存在しなかった理由)

ここが少し弱かったかなと思います

 

昼間の敵と対面いうのは、明るい中での怖さということでミッドサマーとも通じるかもしれません

アリゾナとか、あの辺りのカラっとしたアメリカに私達は多分怖いってイメージがないので、もしかしてここは文化差あるかもしれません

 

よかったところは

圧倒的に構図とカメラワーク!!!

顔の位置や画角が気持ちよく、見れる画面というものがこだわってつくられていたとおもいます

 

空をみるな、目をあわせるな

妹とのみてるぞ

っていう重なりもよかったです

 

好きだったシーンは

車屋さんの広告人形を用いて、敵が近づくのを再現したところ

 

ここの真意はこれであっている?というところは

猿とサーカス団長が手を合わせようとするシーン

めちゃくちゃ目が合いながら)→(友好的な)手をのばすという行為→銃撃があって、結果やられようとしてたのか、手を合わせようとしていたのかはわからない、、

 

時に、礼儀を示せばコミュニケーションがとれるとすると、ホラーの結構根本的なところを揺るがすかなと

ホラーって相手に理屈が通じない、サイコっぽいところが怖いじゃないですか

相手側は未確認の宇宙の生物という設定

サイコ的というより本能で動いている

ここもゾッとする怖さがなかった原因かもしれません

 

なんやかんや言いましたが、私はけっこう楽しめました〜