サンリオキャラとちいかわのキャラクターデザインについて考えてみた
かわいいキャラをかわいいと認識するのは、どういった要素なのか、、
Kawaiiの代名詞、サンリオと
嫌いな人がいないんじゃないかというちいかわで考えてみました。
<結果>
共通するところは、、、
・シルエットでわかる
・意外に丸じゃなくて楕円
・顔のパーツは寄せる、そして顔の下に集める
サンリオキャラは意外にハイライト入っていないんだなーと思いました。ハイライトない故に配置間違えると、怖い顔になります。絶妙にかわいいところ。
そして、キティちゃんの、ひげが目の上にあるのに目から鱗でした。
ちいかわは困り眉毛と照れほっぺでキュートすぎる顔です。
コジコジの顔の作りに似ています。コジコジも今でも愛されるキャラですね。
キャラ研究、個人的に勉強になったので続けていきたいです。
ウエストサイドストーリーを観に行った
ウエストサイドストーリー(18本目)
ネタバレ含みます!
話題作なだけあり、場内は満員に近かったです。
予告がすごく素敵で、私も観たくなって行ってきました。
ミュージカルが有名な作品。
アメリカ、ニューヨークが舞台。イタリア系(2世)のチームとプエルトリコ系(1世)のチームが縄張り争いをしている中、イタリア系チームの男性とプエルトリコ系チームのリーダーの妹が恋に落ちます。2人の間にある問題を乗り越えようとする二人ですが、争いは加速していく、悲しい結末が待っています。
恋に落ちた二人の関係性とラストはロミオとジュリエットに似てるなって思ったのですが、実際にロミオとジュリエットが元になっていることは有名な話だそうです。
良かった点
・服装の色で味方と敵を表した衣装。色の扱い方
1950年代の女性の服装、個人的にすごい好きなんですけど、この映画に盛りだくさんで見れます。
白人チームは青系、移民チームは赤系の服を着ています。
敵チームと恋に落ちる女の子は最初、「赤いドレスが良かった」と駄々をこねつつ白いドレスに貸してもらった赤いベルトでパーティーに行きます。その後のデートでは赤系のカーディガンを着ていましたが、大好きになってからは水色のワンピース、濃い青のワンピースと敵チームの色になります。途中でプエルトリコの子供たちが出てくるのですが、その子たちは割と白目の服装で、子供の頃は人種の差別や意識などはないが、だんだんと大人や社会から価値観を形成していく。そんなメッセージなども服装で表現しているのではないかと思いました。
・人種問題、性差別の再提起
今も残っている問題を再提起。この時代は露骨なもので、今はマシに見えるかもしれませんが、まだまだ根強い問題だと思います。
個人的に良かったシーンは、白人女性もプエルトリコの女性を嫌っているのですが、プエルトリコの女性がレイプされそうになった時、声を荒げて止めようとしたシーンです。人種を超えた男女の問題も描かれています。
そのほかにも、白人だけど、女性の体を持つことで仲間に入れてもらえない女性。
また、プエルトリコ人だけど白人男性と結婚した女性など、国と国同士だけではなく、男女やジェンダー、グレーの人たちの問題にも触れています。
・プエルトリコ系の俳優さんたちのダンス
素晴らしかったです。きれきれ、ノリノリ。プエルトリコチーム、リーダーの恋人の方、女優さんの名前は、アリアナ・デボーズさんというかたらしいです。スタイル抜群で踊りも本当に素敵でした。黄色いドレスが似合ってて惚れ惚れしました。
・カメラワーク
戦い前、対立する敵チームが倉庫に入る際に重なる黒い影、上からの図。
戦い後、残った2人の遺体に警察の影が重なる、同じアングルの図。
印象的な構図のシーンも見所だと思います。
好きなセリフは、ここまで強い愛に正しいも正しくないもない、というようなセリフです。
縄張りに固執するあまり危険な行為に出る彼らに共感できないという人もいるかもしれませんが、そこで家族の問題を抱えつつ2世として生きてきた。学歴も職もないし、今の時代だったらケアが必要なティーンエイジャーの背景を考えると、場所に固執するのも少し理解できるかもしれません。そして、この辺は警察署でのミュージカルで歌われています。
敵対するチーム、チームを超えての恋愛、そして愛する人の死。古典的ですが、普遍的な人間の姿だからこそ、今もなお人々に受け入れられているのだなーと感じました。
アバウトレイ 16歳の決断(ネタバレあり)
アバウトレイ 16歳の決断(17本目)
レイは16歳。体は女性、心は男性。ホルモン療法を開始したいが、両親のサインが必要。母親の葛藤や同居するレズビアンカップルのおばあちゃんたち、などの魅力的なキャラクターが描かれています。
これ、タイトルの16歳の決断、いらなくないですか、、!
いらなくねいというか、ABout Rayが良すぎて、、
原題は、3Generations(About Ray)らしいです。
レイの周りの人たちという感じで、レイが主人公ってわけでない映画かなと思います。
しかも、決断って、まぁ決断なのかもしれないですけど、レイにとっては決断するもなにも、自分が男性であるってことは事実なので
決断という意味では両親、特にレイとずっと過ごした母親に対して使うのがしっくりくるなと思いました。
主人公もタイトルから想像して、レイかなと思って見始めましたが、お母さんと言われた方がしっくりきます。
構図、色味、キャラクター共々好きです。
母親は子供部屋おばさんなんだけど、すごい愛らしい人で、、
最後のオチも良かったです。めちゃくちゃ物語、なんだけど、そういう家族の形や、失敗やありのままを受け入れられるっていう大切さを感じます。
あと、レイが作っているビデオ目線の映像も、レイの不安感などを映し出している風景でいい演出でした。
90分ほどで、サクッと観れます。ハリウッドの絶好調部分が短く、最後の解決もあっさりしていた印象。弟のキャラクターが見えずらく、また実の父親でないお兄ちゃんが養育費や弟に言わないでおこうとしたあたりの事情が描かれていなかったのが90分で収まっている所以かと思います。
強いていうなら、レイが父親だと思っていた人が実の父親でないと知ったところや、母親への嫌悪感や、その折り合いの付け方をもう少し時間をかけてもいいかなと思いましたが、他のところは綺麗にまとまっており、退屈しない90分でした。
ねとらぼの誰でも描けるシリーズをやってみた
前から気になってたこのシリーズ。
やってみました。
プロが教えてくれるものが簡単にネットで見れる良い時代だなーって思います。
ただ、この描き方を真似するだけだと、手順2と手順3の間どうなってるの?とか、タッチの強弱のポイントとかは難しいのかなと思いましたが、それっぽくなるコツがわかる記事だと思います。それっぽく書けると楽しいですよね。
こういう描くコツので描くとき、忘れがちですが、普通に大事なことは「描くものの資料を探す」「よく観察する」ということだと思います。
以後気をつけたい心構えは
「資料をよく見て、らしさを掴む」
「あたりをとる」
「光の方向大事」
です!!!
ボブという名の猫(ネタバレあり)
ボブという名の猫(14本目)
実話が基の話。
薬物依存だった主人公が、ボブという猫を拾い、猫の支えを得ながら、人生を好転させていく話です。
大事なもの(父親、好きな子、猫、仕事、歌)を途中で失くしますが、猫の帰還と本人の意思で薬物を断つことから、大切なものを取り戻す、SAVE THE CATの法則が綺麗な映画
父親とのラストの会話にじんわりしました
好きなキャラは猫のボブ
映画のラストで本人と本猫の写真が流れるのですが、ボブそっくり。主演俳優さんも雰囲気が似ていて、二人には主演俳優賞です。
この映画、猫が描きたくて、見始めました。
1時間43分の映画でしたが、多分4時間くらい観ながら模写していました。
最初は猫が全然可愛く描けなかったのですが、最後の方は納得する猫が描けるようになりました。
猫可愛いですね。
この映画をみて、上を見上げる猫の下からのアングルが萌えポイントだなと思いました。
クリーピー 偽りの隣人(ネタバレあり)
クリーピー 偽りの隣人(10本目)
普段自分から観ない映画なのですが、邦キチで紹介されていて気になって観ました。
うーんって感じでした。
豪華俳優陣だし、香川照之さんの演技はすごかったのです、が、、
後輩の死に方雑
警察上司も仲間に見せかけて敵かと思いきや、普通に仲間なんかい
最初から香川照之が怪しすぎて、2つの交差する事件が後半にまさかの繋がり、、とかじゃなくて普通に展開が読めてしまう
誰にもあんまり共感できなかった
などなどうーんなところは多々あったのですが、一番気になったのは、ラストらへん。
主人公たちが高速道路を走るシーンが、明らかに室内。
室内じゃないかもしれません。でも、室内?って感じさせるほどで、、
煙の炊き方がもう、なんか、急に世界観、、、って感じで冷めました。
なんか走っても走っても香川照之が追ってくるとか、薬を使わないで話術とか暴力で洗脳するとか、奥さんは闇堕ちしない、夫婦二人しか頼れない中でラストのラストで奥さんの洗脳が明らかになる。とか、そんな展開はどうかなとか考えたり、、考えなかったり、、、
U-NEXTでレッドクリフを観た
レッドクリフPartI PartⅡ(8・9本目)
恥ずかしながら、三国志って名前と3人の人が戦った中国の歴史、、くらいの認識しかなかったのですが、ちょっと三国志を勉強しようかなと思い、レッドクリフから入ってみました。
正確に言うと、YouTubeのよく分かる三国志的な動画で予習してから観ました。
よく分かりました。
映画はめちゃくちゃお金かかってて、争いのシーンは圧巻です。
本当に惜しみなく、本来の戦闘の凄さが損なわれないように、ちゃちさを感じさせない作りになっていました。
チャチャチャ チャチャチャチャチャ チャーチャ チャチャチャチャチャチャチャーチャっていう「あ、この曲ってレッドクリフの曲なんだ」って有名な曲から始まります。
冒頭から展開が早く、キャラ名も多いのでついていくの大変なのですが、慣れます。
色んなキャラクターがいるのですが、メインキャラクターは諸葛孔明と周瑜かなという感じです。
三国志ってたくさんのメディアになっているし、小説や漫画をとっても誰目線の話か、またそれぞれの解釈も違ってくるので、どこから入門していけばいいのかと思うのですが、レッドクリフは映画として面白いのでお勧めです。
私が一番熱くなったのはPart 1のラスト、亀の甲羅の陣営で戦うところです。
大切なのは優秀なブレーン。
父親に三国志の話をしたら、箪笥の奥から吉川英治さんの三国志を引っ張り出してくれました。父親の積読の一つだそうです。何年ものの積読?と思いつつ、意思を引き継いで読んでみます。
ただ、3巻までしか今のところ発掘されていないので、とりあえず3巻まで。
多分なのですが、中国の三国志原本→原本を直訳した日本のもの→吉川英治さんの解釈が加わった三国志→横山光輝さんの解釈が加わった漫画三国志
となっていくのではないでしょうか。
三国志といえば横山光輝さんの漫画を思い浮かべる人が多そうですよね。
全60巻、文庫本だと全30巻だそうです。
あと余談なのですが、レッドクリフ、自分が加入しているアマプラとネフリに入ってなかったので、今月U-NEXTに加入しました。
U-NEXT、ネフリになかったけど観たかったやつが結構あったので、まとめてリストにしたいです。黒澤監督の作品とか、昔の作品が多く入ってるイメージです。